去る8月21日、日本人学生と留学生が自身の留学経験について語るプレゼンテーション企画IUF2020 SUMMERを開催しました!今回は豊橋技科大だけでなく愛知大学からもスピーカをお迎えし、4人の学生の皆さんにそれぞれの体験を語っていただきました。今回も学内だけに留まらず、遠方から参加される方もおり、総勢40人が集まった盛況なイベントとなりました!
トップバッターは今回唯一豊橋技科大外から参加してくださった、愛知大学文学部4年の玉井明音さん。「My Experiences in NZ and U.S.A」というテーマで、ニュージーランドとアメリカに留学した時の授業内容や毎日の生活、現地の食べ物、ホストファミリーや友達との思い出など、現地での様々な体験について語っていただきました!留学を考えている学生の皆さんにとってはとても参考になる話だったのではないでしょうか?耳に残りやすい流暢な英語も印象的でした!
2人目はフィリピン出身の留学生、建築・都市システム学専攻博士前期課程2年のAriel Panaderoさん。テーマは”TRAVELING AROUND JAPAN AS AN INTERNATIONAL STUDENT”で、Arielさんが様々な建築物や有名な観光スポットを、Arielさんご自身の撮影した素敵な写真を使ったスタイリッシュなプレゼンでした!自らが日本の様々な場所を巡った体験をもとに、言語や文化の壁に臆することなく、新しい場所や新しい物事に挑戦することの大切さを語っていただきました。
3人目は電気・電子情報工学専攻博士前期課程2年の川上千夏さん。彼女は元CALLの運営メンバーで、IUFの立ち上げに携わったお一人でもあります。今回はスピーカーとして参加して頂きました!プレゼンのテーマは”What I learned for international understanding through my five months internship in Korea“。5ヶ月間に渡る韓国への留学を通して感じた、それまで自身が抱いていたイメージと実際の現地の人々との違いについてのお話でした。留学生活を通じて自分の視野を広げ、異なる文化を持つ人々とお互いに尊敬し合うことの大切さを知ることが出来たそうで、異なる人種や性的少数者に対する差別、誹謗中傷が社会問題になる現代において、決して忘れてはならない教訓を得られるようなお話だったのではないでしょうか。
最後は台湾出身の留学生で建築・都市システム学専攻博士前期課程2年のChris Chengさん。”Round-The-World Life”というテーマで、彼が様々な国で暮らしてきた経験談を語っていただきました。Chrisさんは台湾で幼少期を暮らしたあと、13歳からアメリカで暮らし、スウェーデンでの留学生活を始めてからヨーロッパ諸国を巡り、来日して博士課程を学んできたとのこと。それぞれの国の特色や外国人として長い時間を過ごしてきた学生生活での辛かった体験、楽しかった思い出など、他ではなかなか聞くことの出来ない貴重な体験を聞くことができました。今回のイベントのトリに相応しい、素晴らしいお話だったと思います!
イベント終了後、スピーカーの皆さんに感想をお聞きしました。
今回はコロナウイルスの感染状況が悪化した影響で課外活動が中止になり、予定していた対面での開催が出来なくなるなど、前途多難な道のりではありましたが、皆さんのご協力のおかげで無事イベントを盛況の内に終えることが出来ました。スピーカーの皆さん、そして参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
なお、今回のIUFは4月に編入学してCALL運営メンバーになった山本魁世(電気・電子情報工学課程3年)と野田篤志(機械工学課程3年)が司会を務めました。まだサークルに入って日も浅い中、初めてのイベント司会と英語のみでの進行という難しい役どころを、入念な準備の末に見事にやりきってくれました。二人とも、お疲れ様です!
(執筆:情報・知能工学課程3年 紺谷優志)
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